防災・停電対策

停電2日・3日の容量を分けて考える

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停電への備えは「何を何日動かすか」を先に決めると容量が絞れます。国の防災資料と家電の公式仕様を使って、2日・3日分を計算しました。

国が示している停電への備え

内閣府の「家庭における地震時等の停電対策について」は、夜間の停電に備えた足元灯・懐中電灯、冷蔵庫や電子レンジが使えない前提での調理手段、エアコンが使えない場合の暖・涼の手段、そして電力が必要な家庭用医療機器を使う場合は予備バッテリーや代替手段を備えることを挙げています。首相官邸の「災害が起きる前にできること」は、飲料水・非常食を3日分、大規模災害時は1週間分の備蓄が望ましいとしています。

ポータブル電源はこれらの「電気が要る部分」を補う道具です。日数の考え方は備蓄の目安(3日〜1週間)に合わせ、どの家電を何日動かすかを決めてから容量を選びます。

停電2日・3日で必要な容量(本稿の計算)

使い方1日のWh2日分3日分
通信のみ:ルーター(最大14.4W×24h)+スマホ充電(15W×2h×2台)406Wh811Wh1,217Wh
通信+照明(LED10W×6h×2)526Wh1,051Wh1,577Wh
上記+冷蔵庫(NR-B18C2の1日平均)1,271Wh2,542Wh3,812Wh

スマホ15W・LED照明10Wは本サイトの計算ツールの初期値で、特定製品の仕様ではありません。表の値は使える割合(0.85など)を含まない「家電側で使うWh」です。容量を選ぶときはこれを0.8〜0.85で割ります。

本稿の計算「通信+照明」の3日分 1,577Whを0.85で割ると約1,855Wh。2,048WhのJackery 2000 New V2、2,073.6WhのBLUETTI Elite 200 V2が該当するクラスです。冷蔵庫まで含めると3日分は約4,485Whになり、1台でまかなうより、冷蔵庫は開閉を減らして保冷し、通信・照明を優先する計画の方が現実的です。

停電中の使い方で気をつけること

  • ポータブル電源を屋外に置くときは雨水が入らないようにする(NITEの事故事例では覆いが不十分な屋外設置で充電中に出火した例があります)
  • 停電復旧時の通電火災に備え、内閣府が普及を進めている感震ブレーカーの有無も確認する
  • 医療機器は機器メーカー・主治医にポータブル電源で使えるかを事前に確認する

相談先・問い合わせ先の選び方

備蓄や在宅避難の具体的な案内は、お住まいの自治体の防災ページ・防災担当課で確認できます。在宅医療機器を使っている場合は、停電時の対応を機器の供給事業者・主治医に相談しておきましょう。製品の選定はメーカー公式の仕様表で容量(Wh)と定格出力(W)を確認してください。

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ポータブル電源の購入先の例

容量(Wh)と定格出力(W)、使いたい家電の消費電力、重さを照らし合わせて選んでください。

Jackery ポータブル電源

アウトドアや防災向けのポータブル電源メーカーの公式ストア。容量・出力・保証期間は公式ページで確認してください。

Jackeryの公式ストアを見る

リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。

出典(確認日:2026年10月12日)

家電の組み合わせ・時間は本稿の例示です。

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